難関資格の公認会計士資格を取得すれば、キャリアの選択肢は様々ですが、公開されている求人に目を通しているだけでは、就業後のビジョンがなかなか見えてこないものです。
そのようなときには転職エージェントを活用し、応募先企業についてより詳細な情報を得るとともに、もっと自分に合った転職先がないかどうか精査してみるのがおススメです。
この記事では、公認会計士が転職を検討する場合に、転職エージェントを使ったほうがよい理由と、公認会計士の転職成功法について徹底解説いたします!
公認会計士の転職はエージェントを使った方が良い?
公認会計士は資格取得後、まずは監査法人に就職する方が多く、その後、それぞれの思い描くキャリアの方向に従って事務所や事業会社への転職への転職を希望するケースが多く見られます。
公認会計士資格は、医師資格、弁護士資格に並ぶ「三大国家資格」の難関資格であり、資格を保有していれば監査法人だけでなく、上場企業の経理財務職やIPO準備中企業でのCFOなど様々な選択肢から自らの進む道を選ぶことができますが、選択肢が豊富だからこそ転職活動が難しくなることもあります。
よりスムーズに転職活動を進めていくためには転職エージェントを活用し、精度の高い情報収集を図りながら、就業後のビジョンを明確にするのがおススメです。
管理部門・士業特化の転職エージェントを利用すれば、これまでの実績より培ってきた独自のノウハウや転職成功事例をもとに、難関資格を突破した公認会計士の皆さんが妥協なく転職先を決定できるようキャリアサポートしてくれますので、是非ご相談されてみてはいかがでしょうか。
転職エージェントを活用するメリット
一般的に、転職エージェントを利用することで、履歴書や職務経歴書といった応募書類のブラッシュアップを依頼できたり、条件面や職場の雰囲気など面接時に直接聞きづらい内容について代わりにヒアリングしてもらえたり、面接対策に協力してもらえるほか、面接後の評価を聞くことができるなどのメリットを期待できます。
管理部門・士業特化のエージェントを活用した場合には、上記のメリットに加えて、管理部門・士業特化型ならではのクオリティの高い情報を得られたり、ネットには出回っていない非公開求人の紹介を受けられたり、といったメリットも期待できます。
公認会計士の就職・転職支援に精通したアドバイザーが在籍し、これまでの豊富な経験と実例をもとにしたサポートを提供してくれますので、公認会計士の皆さんが思い描くキャリアを実現しやすくなります。
情報収集だけをご希望の場合にも気軽に利用できる転職エージェントなので、是非この機会にご相談してみてください。
転職エージェントを活用するデメリット
転職エージェントを活用した場合のデメリットとして挙げられるのが、自分のペースで転職活動を進めづらい点です。
転職エージェントは顧客である求人企業に人材を紹介し、採用された場合にその企業から手数料を得ていますので、求人企業の求める人物像に近い求職者をできるだけその企業に紹介したがります。
この結果、応募を急かされたり、選択肢にない企業を紹介されたり、とペースを乱されるケースが見られます。
また、希望する求人企業があっても、応募するまでに時間がかかる場合もあります。
その企業にマッチするかどうか転職エージェントが応募前に求職者をスクリーニングしており、そのためのステップに伴う手間や時間が要されてしまうからです。
こういったデメリットを最小限に抑えるには、実績豊富であり幅広い選択肢を用意できる転職エージェントを活用するのが有効です。
転職サービスを使用したときの流れ
転職・就職活動の進め方は大きく分けて2パターンあります。
まず一つ目は、自力で求人情報に目を通しながら、合いそうなところを探して応募するパターンです。
二つ目は、転職エージェントのサポートを受けながら進めていくパターンです。
以下に、モデルケースをご紹介するので、参考にしてみてください。
<転職エージェントを利用する場合の就職先決定までのステップ>
①無料会員登録
②キャリアカウンセリング相談
③求人情報紹介
④選考・面接
⑤内定・入社
転職エージェントの利用開始から内定・入社までに必要なステップは上記のよう、主に5段階あり、すべてのステップを経るのにかかる時間は1ヶ月〜3ヶ月ほどが目安となります。
公認会計士の転職成功事例
転職エージェントを活用し、公認会計士の転職に成功した事例を2件ご紹介します。
■『独立系大手税理士法人に転職で年収100万円アップ!』
30代後半男性
外資系企業 流通・小売り業界
↓
独立系大手税理士法人 コンサルティング業界 会計コンサルタント(マネージャー/シニアマネージャー) 年収1,200万円→年収1300万円
大手監査法人にて監査経験を積んだ後、外資系企業でのアカウンティングならびにFP&Aを中心に管理職としてのマネジメント経験を持つ公認会計士が、改めて公認会計士の有資格者としての知見・経験を十分に発揮していける環境に身を置きたいと思い転職した事例です。
■『希望のIPO準備中企業の転職で年収110万円アップ!』
30代前半男性
→IPO準備中企業 製造業界 経理財務 (課長~部長)
年収800万円→年収910万円
大手監査法人での監査・アドバイザリー経験を持つ公認会計士・税理士・中小企業診断士の有資格者の転職事例です。
公認会計士試験合格後、金融監査部にて約10社のクライアント先の監査を中心に経験を積み、上場子会社やグループ会社の現場主査として10名ほどのスタッフマネジメント業務も経験。
監査業務、上場支援、アドバイザリー業務等で培った知見やスキルを活かして、より経営支援へダイレクトに携わっていくことのできるハンズオンを強みとする環境で経験を積みたいとお考えになり、再度転職。事業再生シミュレーションや財務デューデリジェンス、組織再編の提案など、対応業務の幅を広げて税理士法人に入所した後、IPO企業への転職を志し、希望通りのキャリアを実現させました。
まとめ
公認会計士の転職時のキャリアの選択肢はとても幅広く、それぞれ専門性が高いため、自力のみで転職活動を進めようとすれば、想定よりもずっと多くの時間を費やしてしまいかねません。
より効率的に転職活動を進め、希望通りのキャリアを歩んでいくためには転職エージェントを活用するのがおススメです。
なかでも管理部門・士業特化型の転職エージェントであれば、公認会計士の転職サポートの実績を数多く持っており、それらを通じて積み重ねてきたノウハウや経験をもとに手厚いサポートを期待できます。
これからの転職をお考えの際、まずは情報収集を目的としつて利用登録・ご相談されてみてはいかがでしょうか。